こんにちは。つちかわ整形外科の院長の土川大介です。
「静岡市 医療脱毛完全ガイド」は、静岡市内で医療脱毛をしようと思っている人がクリニック選びで失敗しないためのガイドです。
このガイドでは、クリニック選びで要素から、それぞれのクリニックの特徴までもおさえてあります。
医療脱毛のクリニック選びに、ぜひご活用ください。
※この記事は、2025年6月1日の情報をもとに作成されています。
お急ぎの方へ!静岡市内でジェントルマックスプロの医療脱毛なら土川整形外科がおすすめ!細かいことは抜きにしてさっそく無料カウンセリングを予約する。
最重要:機械の選び方(機械ガチャを避けろ)
この章のまとめ
- 医療脱毛で最も大切なのは「機械を選ぶこと」
- 厚生省、FDAなど認可をもらっている機械を選ぶ
- 熱破壊式で施術者ガチャを避ける
- 歴史があるもの、バージョンアップしてるものが良い
- 結局、「ジェントルマックスプロ」か「ジェントルマックスプロプラス」が間違いない
>>「重要 価格(見にくい表記に要注意)」までジャンプする
医療脱毛で最も大切なことは、どの機械で脱毛を受けるかです。
一見当たり前のようですが、この情報過多の世の中では、それほど良くない機械であっても、紹介の仕方や名称をそれっぽくすることでとても良い機械のように感じさせることができます。
このようないいかげんな情報に振り回されないことが大切です。
1.1 厚生省、FDA、CEなど世界のお墨付きを選べ
厚生省認可やFDA(アメリカ食品医薬品局で日本の厚生省に該当します)認可という言葉を知らないかもしれません。
しかし、これは確実に押さえておくべきポイントです。
厚生省の承認を得るためには、下記の流れが必要になりますが、これにはかなりの労力と時間を要します。
もちろん、機械の安全性や効果をきちんと検証していますので、厚生省やFDAが「確実に安全性と効果が確認できます」と言っているということです。
日本における医療機器承認の流れ
開発と安全性・有効性の確認
安全性と有効性に関する試験を実施する
承認申請書類の準備
提出のための詳細な情報をまとめる
PMDAへの申請
審査のために書類を提出する
PMDA審査
安全性、有効性、品質を評価する
製造販売業の許可
製造販売のための許可を申請する
GQPとGVPの構築
品質管理体制と安全性管理体制を構築する
「え!? じゃあ、厚生省認可やFDA認可などがされていないものは、医療機器なのに確実に効果があるわけではないの?」
そんな疑問が生じますね。
そうなんです、その可能性があるということです。
もし、あなたが機械の販売業者だったとして、その機械が確実に安全性と効果があると確信していたらどうでしょうか?
もちろん、厚生省認可やFDA認可を取りにいきますよね。
だって「自分で言っているだけ」の状態から「確実な第3者が言っている」状態に変わるわけですから、機械も販売しやすいにきまっています。
では、なぜそのような認可を取っていない機械があるのでしょうか?
・・・そうです。とれないからです。
それは機械の効果かもしれませんし、安全性かもしれません。または、資金的な問題かもしれません(仮にそうだっとしても作っている企業が
信用に足らないという判断がされます)が、いずれにしても取ることができないのだと考えるべきです。
それって心配ですよね。
もし、あなたが高額なお金を払って機械ガチャをしたいのであれば、止めません。しかし、確実に効果を得たいのであればそのような選択は賢いとは言えませんね。
1.2 熱破壊式 VS 蓄熱式なら熱破壊式を選べ
この議論は、しばらく前からありますね。
そして、医療脱毛器に少し詳しくなると気になってくるところです。
いきなりですが、私の結論です。
熱破壊式を選ぼう!
蓄熱式の医療脱毛機器は2000年代に開発されて、日本でも2020年代に一世を風靡した印象ですが、最近あまり聞かなくなりました。
もちろん厚生省認可の機械もあり、理論的には特に問題もありません。
しかし、どういうわけか最近は熱破壊式への回帰が進んでいる印象なのです。これを私なりに検討してみた結果がこちら。
厚生省やFDAの認可を受けた機械であって、「きちんと施術されていれば熱破壊式も蓄熱式」も効果はどちらも同じです。
そう、きちんと施術されていれば・・・なんです。
蓄熱式は、一定のスピードで一定面積を往復することによって、一回では少ないエネルギーを何度も入れてトータルで十分なエネルギーを入れます。そして、トータルで十分なエネルギーが入ることで発毛にかかわるバルジ領域を破壊します。
これが、一回で入るエネルギーが少ないのが「痛みが少ない」と言われるゆえんなのです。
しかし、一見良さそうな理論なのですが、実際にハンドピースという持ち手をもって一定のスピードで施術をすること自体が難しい。
そもそも体には凹凸があります。
そして、持ってみると分かりますが、レーザーを出すハンドピースと言われる部分、そして、そこからのホースが意外に重いのです。
そうなんです。
簡単に言うと「手技」が難しいのです。

凸凹をスムーズに移動するのは難しい
もしスコアでガチンコ勝負しなくてはならないゴルフコンペがあったら、あなたは、
古いヘッドの小さなドライバーを選びますか?
スイートスポットの小さなアイアンで勝負するでしょうか?
しませんよね。だって難しいんですから・・・。
そうなんです。扱いが安定しているのが熱破壊式です。
私だったら高いお金を払って、わざわざ「施術者ガチャ」が生じる可能性のある機械を選んだりしません。
1.3 バージョンアップしている機種を選べ
突然ですが、あなたは i-Phoneを使っていますか?
初期のころのものと比べると最近のものは、本当にハイテクです。そして使いやすくなっていますよね。
そう、バージョンアップを繰り返しているものは優秀です。
理由は簡単です。
- 不具合の修正(バグ修正)
- 使いやすさの向上(ユーザーの声を反映)新機能の追加
- 不具合があっても直らない
- 古くなったまま
- ユーザーとの信頼関係がある製品
- ① 常に改善されている証拠
バージョンアップされているということは、メーカーがその製品を放置せず、改善し続けているということ。たとえば、不具合の修正、使いやすさの向上、新機能の追加など「より良いもの」にする努力が続いています。 - ② 安心して長く使える
開発が続いている製品は、将来もサポートされる可能性が高く、安心して使い続けられます。逆に、まったくバージョンアップされない製品は、不具合があっても直らない古くなったままとなるリスクがあります。 - ③ ユーザーの声を反映している
人気があり、多くの人に使われているからこそ、「もっとこうしてほしい」という要望が集まり、それに応える形でバージョンアップされます。つまり、ユーザーとの信頼関係がある製品とも言えます。
では、脱毛機器でバージョンアップしているのは?
下記がその代表です。
① ジェントルシリーズ(キャンデラ社):熱破壊式
王道中の王道機種です。脱毛といったらこれ。
1998年発売以降、複数回のバージョンアップをしています。

② メディオスターシリーズ(アスクレピオス社):蓄熱式
「メディオスターNeXT」→「NeXT PRO」
③ ソプラノシリーズ(アルマレーザー社):蓄熱式
「ソプラノXL」→「ソプラノアイス」→「ソプラノチタニウム」
1.4 機械総評
今までのまとめです。
厚生省やFDA認可があり、熱破壊式、バージョンアップを繰り返しているのは、結局「ジェントルシリーズ」です。
具体的には「ジェントルマックスプロ」または「ジェントル
マックスプロプラス」が良いと思います。「ジェントルレーズ」はさすがに機械が古いと言わざるをえません。
1.5 必ずジェントルマックスプロ、プロプラスが使用出来るとは限らない
ここまで来たらもうジェントルマックスプロかプロプラスで決定。
ちなみに静岡市内でジェントルマックスプロまたはプロプラスのみを置いているクリニックを集めました。
この「のみ」が非常に重要です。
例えば、ジェントルマックスプロ、ソプラノチタニウム、メディオスターネクストプロが置いてあるとします。もちろんホームページにはジェントルマックスプロがありますと宣伝しています。
でもこの場合、単純計算で3回に1回しかジェントルマックスプロで脱毛することが出来ない、ということになります。
ジェントルで施術受けたくてクリニックに行ったのに・・・。
こんなことが起こっては困りますよね。
| 分類 | 施設名 | ジェントルマックスプロ | ジェントルマックスプロプラス |
|---|---|---|---|
| 大手美容チェーン | 湘南美容外科(静岡院) | 非公開 | – |
| 品川美容外科(静岡院) | – | – | |
| 東京中央美容外科(静岡院) | – | – | |
| 大手脱毛チェーン | レジーナ(静岡院) | – | – |
| エミナル(静岡院) | – | – | |
| ブラン(静岡院) | – | – | |
| 個人医療機関 | 土川整形外科 | 3 | 2 |
| 橋本クリニック | 6 | – | |
| ラ・クリニカ | – | 1 | |
| とやまクリニック | 非公開 | – | |
| まりこレディースクリニック | 1 | – | |
| わたなべ形成外科・肌のクリニック | – | 1 |
あれ?? あの脱毛大手は(-)無しになってない??
ホームページにはあるって書いてあったのに・・・
そう思ったあなたも間違っています。
大手のホームページをよく読んでください。
その機種が「静岡院」にあるとは書いてありませんよ。チェーン全体として置いてあるという意味です。これは大手脱毛チェーンや大型美容チェーンがやりがちな手法なので要注意。
静岡院に本当に置いてあるのは別の機種です。
要注意ですね。
ジェントルマックスプロとエステ脱毛器の併用に注意

中には、エステ脱毛器の出力制限をなくしたものを、医療脱毛として導入をしているクリニックもあります。
エステ脱毛器は、機械の信頼性、安定性、しっかりとした保守がありません。厚生労働省の高度医療機器承認機ではないためです。
ジェントルマックスプロを広告用に1台導入し、残りはほとんど安い医療脱毛機かエステ用の脱毛器で、5回コースで数回しかジェントルマックスプロを使用できないケースもあります。
また、広告用の料金ではジェントルマックスプロは使えず、効果の低い蓄熱用の脱毛器のみということもあり要注意です。
土川整形外科では、ジェントルマックスプロかプロプラスしか導入していません。100%必ずどちらかでの脱毛になりますのでご安心ください。
医療脱毛はどこを選べばわからない!という方は、まずは土川整形外科の無料カウンセリング(無料)を予約すると良いでしょう。
つカウンセリングに行くと比較する基準ができるので、クリニックがとても選びやすくなりますよ。
カウンセリング日には支払いはありません。
支払いは施術初回日になります。
ご安心ください。
重要:価格(見にくい表記に要注意)
この章のまとめ
- 本当の全身=全体部+顔+VIO、脇はお試しに使用が良い
- 機械によって値段が違う
- 時間計算は機種設定も関連あり
- 歴史があるもの、バージョンアップしてるものが良い
- 「ジェントルマックスプロ」か「ジェントルマックスプロプラス」静岡市内での比較一覧
>>「重要 倒産金ドブを避けろ(経営母体を見る)」までジャンプする
なんでこんなに価格に差があるの?
最初に医療脱毛に興味を持った時にこんなことを思うはずです。
そして、調べれば調べるほど何がお得なのか分からない!
さあ、それにお答えします。
2.1 結局、全身系3種、VIO、脇、ヒゲに分かれる
価格はそれほど難しいものではありません。
ただ、クリニックごとに部位の区切り方が違ったり、名称が違ったりするだけなのです。だって、同じ体なのですからそんなに大きな違いが出るはずがありません。
でも、うまく表現することで安く見せていることがあります。
賢いクリニック選びは、まずは全体の理解から始まります。
結論から言うと、下記の表に集約されます。
| プラン | 脱毛部位 | 内容説明 |
|---|---|---|
| ① | 全身 + VIO + 顔 | 頭以外すべて。人気のフルコース。 |
| ② | 全身 + VIO | 顔以外すべて(VIO込み) |
| ③ | 全身 + 顔 | VIOを除く全身と顔 |
| ④ | 全身のみ | VIO・顔を除く、胴体・手足などすべて |
| ⑤ | VIOのみ | デリケートゾーンのみ |
| ⑥ | 顔のみ | 額・頬・鼻下・あごなど |
| ⑦ | ヒゲのみ | 鼻下・あご・あご下・頬など(男性向け) |
これらをいろんな名称で呼んでいるに過ぎません。
どうせやるなら安い方がいいですよね。
市内でジェントルを置いているクリニック一覧のサイトを見つけました。
(>>静岡市の医療脱毛おすすめクリニック ジェントルマックスプロ、プロプラスで選ぶなら –おすすめクリニック–
代表的なプランの、1回あたりの価格も記載しています。
参考にしてください。
お金が本当に心配だ!という方は、まずは脇をやるのも良いです。
これで効果を実感したら全身を契約しましょう。
2.2 機械が違えば値段が違う、安さだけに釣られるな
機械が違えば、効果も違います。
同じフルーツでも、バナナとオレンジは違うものです。
価格も違って当たり前です。
あなたが欲しい(しっかり脱毛したい)のはどれですか?
ここは間違ってはいけません。
クリニックは医療脱毛機器を購入しています。
その時に、多くの様々な機種の見積もりも取っています。
だから、それぞれ機械の値段も知っているのですが、これが驚くほどに違います。
なお、ジェントルはやはり高い部位に入ります。
安いものだとジェントルの1/4の価格のものもありました。
これだけ値段が違って、効果が同じなのでしょうか?
そんなことはありませんよね。
よく他国の品で激安の電子製品を買ってきたら、全然ダメだったなんてことはあるあるです。HDDが2TBで1980円とか・・・。一瞬使えそうだけどやはりダメみたいな。
ここまでひどくはないですが、やはり同じではないです。
価格には、ある程度の妥当性も含まれているです。
でも、それは効果があるのでしょうか?
機械ガチャを避けるのであれば、激安価格は避けるべきです。
2.3 時間式の計算方法について
価格設定の中には、時間式のクリニックもあります。
これはなかなか面白い設定だと思います。
しかし、脱毛機器を扱う側としてはちょっしした疑問も出てきます。
たとえば、剃り残しがあれば事前に剃り残しを処理しないといけませんが、それが価格に含まれるのか?とか、姿勢の交換時やマーキングの時間は含まれるのか?などといった疑問です。
ちなみに
実は、照射のスピードには設定があります。
これは施術者が設定することができます。
例えばジェントルマックスプロの照射速度は、最低で0.5から最大2ヘルツ、プロプラスは0.5から3ヘルツです。これは1秒間にプロは0.5回から2回、プロプラスは0.5回から3回照射ができることを意味します。
あれ?
設定によっては、同じプロでも最大4倍の開きがあります。
プロプラスなら最大で6倍の開きがあります。
これが価格に転嫁されると・・・
ちょっと難しいですね。
設定はいくつになっているか、いくつか指定できるのか?
ちょっと疑問も残るところです。
体の小さくて毛が少なめの方にはお安い可能性があります。
逆だとかえって高くなる可能性もあります。
その人の体形にあったプランを選びましょう。
重要:倒産金ドブを避けろ(経営母体を見る)
この章のまとめ
- 倒産したら泣き寝入りしかない
- 今までに倒産した事例(エステ、医療)
- 美容一本より保険診療とのハイブリッドが安心
- 保険メインのところは信用重視。あくどいことは出来ない構造
>>「重要 硬毛化対策(できれば針脱毛があるところを選べ)」までジャンプする
医療脱毛で最も避けたいことが、この倒産に巻き込まれることです。
倒産したら、どうなるでしょうか?
あなたがコースを契約していた場合、あなたは倒産したクリニックの債権者となります。さて、お金はかえってくるでしょうか?
残念ながら、お金はかえって来ないでしょう。
この医療脱毛契約で最悪の事態が倒産に巻き込まれることです。
3.1 脱毛専門は避けたほうが良い?
脱毛サロンの倒産では、代表的なものが下記です
- 銀座カラー(2023年、負債総額58億、約10万人)
- 脱毛ラボ(2022年、負債総額60億、約3万人)
- シースリー(2023年、負債総額80億、約4万人)
医療脱毛での倒産では、下記が代表です。
- アリシアクリニック(2024年、負債総額125億、約9万人)
- ウルフクリニック (2023年、負債総額4億、0.1万人)
ここから分かることは「大手だから安心」ではないということ。
また、倒産したところの共通点が下記になります。
- 過剰な広告投資
- 前受金依存のビジネスモデル
- 急速な店舗拡大
したがって「最近、あそこ宣伝すごいよね!!」は、決して良いことではないことが分かります。むしろ、有名人を使っての高額宣伝投資は危険な行為でもあるわけです。
3.2 脱毛一本より保険診療とのハイブリッドを選べ!
結論から言うと、「保険診療メインでやっているところ」の医療脱毛がおすすめです。理由は、大きく2つあります。
1つ目。
経営のメインが保険診療であるところは、美容が主軸ではありません。
保険診療は、それほど大きな収益を出せる構造ではない代わりに「医療という社会インフラ」であるが故に、普通にしていたら潰れることのない点数設計となっています。
したがって、美容でそれほど収益を出さなくても大丈夫なのです。
2つ目。
保険診療のクリニックは、治療を通じて信頼を得て、一生のお付き合い(かかりつけ医になる)をすることで最大の収益を上げます。
一方、美容クリニックの施術の多くは、一回きりのものが多いです(もちろんそうでない美容専門クリニックもありますが・・)。
そうなると1回の治療でどれだけ収益を出せるかが勝負になります。
このような条件だと、保険メインのところはあまりあくどいことをする動機が持てないのです。したがって、価格なども比較的良心的に設定されていることが多いのです。
医療脱毛のためのクリニック選択
保険診療クリニック
- 信頼と良心的な価格
- 安定した収益構造
美容クリニック
- 高価格と短期的な焦点
- 一回限りの高収益
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もちろん、すべての美容医療機関や脱毛専門医療がダメなわけではありません。ただ、保険メインでやっているところは構造的、立場的に悪い事象は起こりにくいということです。
もし迷ったら「保険とのハイブリッドを選べ」となります。
重要:硬毛化対策(できれば針脱毛があるところを選べ)
この章のまとめ
- 硬毛化は、脱毛後にかえって毛が増えてしまい副反応
- 硬毛化の確率は、3~10%前後。絶対に避けられる機種や施術はない
- 硬毛化したら「レーザー種や出力を変えて打ち直す」「間隔を開ける」
- 確実な対処法は「針脱毛」だけ
>>「重要 予約の取りやすさ(予約に関する秘密の裏事情)」までジャンプする
4.1 硬毛化ってなに?
硬毛化とは、医療脱毛や美容脱毛の施術後にごくまれに起こる現象で、脱毛を試みた部位の毛がかえって太く濃く成長してしまうことです。
主に顔、背中、うなじ、上腕など、もともと産毛が多い部位で起こりやすく、原因はレーザーや光の出力不足による中途半端な刺激、体質やホルモンバランスの影響などが考えられていますが、完全な原因は解明されていません。また、硬毛化を100%避ける方法も現時点では分かっていません。
硬毛化した毛の印象としては「その部位に見合わない太い毛がやや間隔を開けてヒョロヒョロと生えている」という感じです。
4.2 硬毛化は避けられない? なってしまう確率は?
現時点では、硬毛化を避ける確実な方法はありません。
これはレーザー脱毛(医療)のみならず光脱毛(エステ)でも同じことが言えます。したがって、機種や当て方などで「硬毛化が避けられる」と言っているところがあれば、それは嘘なので要注意です。
さて、硬毛化になってしまう確率ですが、有名な論文(2021年 Snastらによるメタアナリシス)では、22の研究(計9,733人)を分析した結果、硬毛化の有病率は約3%(95%信頼区間:1–6%)と報告されており、特に顔や首の部位で発生率が高く、他の部位では0.08%と非常に低いことが示されています。なお当院の過去の発生頻度においても、ほぼ同程度の約3%です。
4.3 「硬毛化保険」 土川整形外科の独自の取り組み
「せっかく脱毛しに来たのに、かえって毛が増えてしまった。
さらに増えた毛に対して針脱毛しか確実な処置方法がなく、しかもそれが高額である。」
何とかできないものかと考えて保険を作りました。少ない費用を多くの方から集めて、もしもなってしまった場合には、ここから対応します。これが土川整形外科の「硬毛化保険」です。
今まで、他の医療脱毛チェーンなどが見て見ぬふりをしていた硬毛化。これに対しても真向から向き合って脱毛をしています。
土川整形外科では、保険(全身系にのみ適応で費用は15000円)に入っていれば硬毛化が生じた際、5回無料で硬毛化部位にYAGレーザーを当てられます。これは現時点で積極的にやれる硬毛化の処置となります。他院では普通の5回分料金としているところが多いようですが、これではかなり高額になってしまいます。硬毛化保険は、みんながすこしずつ負担していただくことで、硬毛化になってしまった場合にも安く処置ができる「保険」の仕組みです。

4.4 硬毛化の治療は? 最後は針脱毛
硬毛化への対処は主に3つあります。
- ① レーザーの種類や出力を変えて打ち直す
- ② 間隔を開けてから再度打ち直す(多くは1年程度)
- ③ 針脱毛で脱毛する
硬毛化してしまった人でも、それなりに①で解決できます。
しかし、それでもやはり頑固に毛が生え続けたり、更に硬毛化が悪化してしまう場合もあります。②という選択肢もありますが、これにはかなり長い時間がかかるので急いで脱毛を完了させたい人には不向きです。では、最終手段は何なのか?
結論としては「針脱毛」です。
針脱毛を行えば、硬毛化してしまった毛でも確実に脱毛ができます。
1本ずつやるので大変ではありますが、「確実に」脱毛が進むという安心感はほかの方法にはありません。
硬毛化が絶対に避けられない副反応である以上、医療脱毛をしている施設としては針脱毛を完備しているということはとても心強いことなのです。また、それだけ「責任を持つ」という態度の現れといっても過言ではありません。自院で医療脱毛をして硬毛化してしまっても、針脱毛がなければ最後まで責任が持てません。だかといって「もう知らない、よそへ行って下さい」というのはいい加減というだと思います。本気で医療脱毛に向き合っている施設であれば「針脱毛」を置くべきです。もちろん、当院は置いています。
重要:予約の取りやすさ(予約に関する秘密の裏事情)
この章のまとめ
- そもそも、なぜ予約が取れないという現象が起こるのか?
- 秘密の裏事情(ドロップアウト狙い、人気を装う)
- 良心的なところは、予約枠と施術枠がこなせる量になっている
- 2回目以降の予約が取りにくいところは避けろ
>>「重要 割引、支払い」までジャンプする
5.1 なぜ予約が取れない状況が生じるのか?
結論、カウンセリング枠が予約枠に対して多すぎるからです。
んん? 人気のクリニックだからじゃないの!?
違います!! 人気のクリニックだからではないのです。
むしろ、予約を取りにくくしている良くないクリニックと言えます。まとめるとこうです。
カウンセリング枠 = 初めての方の枠
予約枠 = 実際に施術できる枠
つまり、実際に施術できるキャパより多くの人を受け入れているということです。
予約枠を規定しているのは、保有している機械の台数と施術できるスタッフ数、そして、営業時間になります。つまり本来クリニックが受け入れられる人数には制限があるのですが、それを上回って予約を受けているからなのです。
通常、医療脱毛は5回程度でコースを組むことが多いです。
これは5回くらいである程度の効果が出てくるということの表れでもあるのですが、それはつまり、最初の契約の段階でどの程度の枠が設定できるかが決まっていることを示しています。
たとえば、1台機械があるクリニックでは、1日に全身脱毛をやれて5件です。これは時間的な問題で、これ以上やれるとするならば、うち漏れが多い「手抜き脱毛」xをしていることになります。
では、1日に契約して良い人数は?
5回で1セットだとするのであれば、1人ですよね?
もちろん、開けているカウンセリング枠がすべて埋まるわけではないので、多少余裕を持っていたとしても2人くらいのはずです。
もしこれが5人となっていたらどうでしょうか?
すぐに施術枠は埋まってしまい、予約が取れない状況になります。こうなると困るのは、契約者です。施術がなかなか取れないので脱毛が進みません。中には引っ越しなどの理由で脱落していくケースも出てきます。また契約には、期間の条件が入っているはずです。
5.2 秘密の裏事情(ドロップアウトや人気を装っている)
そうなんです。このようなドロップアウトも狙われているのです。
期間による契約解除になることも想定されています。
つまり予約が取れない = あえてそうしている
あまり良心的なクリニックではないことの裏返しです。
間違っても「予約の取れない人気クリニック」などといった印象を抱いてはいけません。もしそうなら、取れないのは施術枠ではなくて「初回カウンセリング枠」です。
5.3 良心的なところはカウンセリング枠を調整している
だいぶ分かってきましたね。
つまり良心的なクリニックでは、カウンセリング枠は調整されているはずなのです。それがどうしたらわかるかについては、2回目以降の予約の取りやすさを見れば分かります。
多くのところでは、この裏事情が分からないようにしてあります。したがって、初回はすぐに予約が取れることが多いです。初回はすぐにやっておいて2回目以降の予約がなかなか取れない。このような構造になっています。
もし予約枠をすべて見れるようにしてあるクリニックならこのような問題は起きませんね。2回目以降の埋まり具合も分かるようにしてあるはずですから。
実際には、こんな感じです↓

したがって、おすすめなのは「契約前にオンラインで予約枠がすべて見れる」クリニックです。
このようなところでは、予約に関する諸問題が発生しません。
参考にしてください。
重要:割引、支払い
この章のまとめ
- 平日は空いていることが多い、「平日割」を狙え
- 都度払いがあるところは良心的
- 男性なら男女同料金のところを選べ
- 返金規定をきちんと読め(無条件全額返金から解約金発生まで様々ある)
>>「まとめ クリニック一覧表」までジャンプする
6.1 平日は空いていることが多い、平日割がお得!!
美容医療機関を受診する人は、実は圧倒的に土日が多いです。
これは診療する側からすると、土日は「ほっといても予約が入る」状況であるといえます。
逆に言えば、平日は施術希望者が少ないといえます。
自由診療は、保険診療とは違って価格が自由に設定できます。それはつまり、価格競争が起こるということでもあり、価格が時期によって違ってもおかしくないということでもあります。
診療している以上、スタッフと機械を確保して動いているわけですから「空いているよりは安くても稼働した方が良い」という理屈が成立します。
実際に「平日割」を導入している施設は多いです。
医療脱毛は費用が高いですよね。
そうすると有給を取得して平日割を活用するのも一つです。
場合によっては、10%近くも安いところがあります。
もちろん当院には、お得な平日割があります。
6.2 都度払いがあるところは良心的
医療脱毛はコースで契約することが多いです。
前金を受けて施術することで、途中で解約するための心理的ハードルを上げることが出来ます(サンクコスト効果)。
そういう意味では「都度払い」はこのハードルがありません。経営する側から見れば有利となるこのハードルをなくしている、またはその選択肢があるということは良心的なクリニックであるといえます。
もちろんコースの方がやや割安なことが多いので、一概にコースのみが悪いとは言えませんが、選択肢を出している時点で良心的なクリニックであることは間違いないでしょう。
出来れば、都度払いが可能なクリニックを選びましょう。
6.3 男性なら男女同料金のところを選べ
一般的に男性料金の方が、女性料金よりも高額です。
これは男性の方が体が大きいので、時間や経費がかかるためです。しかし、クリニックによっては男女同料金で施術をしているところもあります。これは男性にとっては朗報です。
また、男性VIOについてはそもそも施術自体を行っていないところもあります。男性の全身脱毛は、これらの項目もチェックしておくと良いでしょう。
全身脱毛で男女同料金のところはほとんどありません。男性だったら確実にお得です。もちろん、当院は同料金です。
6.4 返金規定をきちんと読め
返金規定・・・読んでないですよね。
ちなみに当院は、キャンセルした時点で残りのお金を全額返金しています。だって施術していないのですから当然です。
でも多くのクリニックでは、違約金や解約金としてお金を取っています。正直、私には理解しかねます。例えば飲食店などであれば食材の準備などがあるのでキャンセルフィーの発生は良く分かりますし、ホテルなども直前にキャンセルはなかなか厳しいと思います。しかし、脱毛についてはまっとうにやっていればそれなりに枠も埋まるし、腐るようなもののストックもありません。
もちろんこれらは考え方なので絶対ダメということはありませんが、可能であれば全額返金のところが潔くてよいと思います。
悪徳クリニックの手法
7.1 ①実は光脱毛器を使っている(混ざっている)
医療脱毛だと思って医療機関で契約したはずなのに、エステと同じ光脱毛器を使用しているケースがあります。また、医療脱毛器が複数台ある中にエステ脱毛器が混じっていて、数回に1回エステ脱毛器を使用しているようなケースもあります。医療機関で光脱毛器を使用すること自体は法的に問題ありませんので、詐欺ではないのですが、明らかに効果は落ちますので注意が必要です。
機械の指定ができない場合には、厚生省認可のない機械が同じような感じで使われているケースもあるので、機械の指定ができるのか、もしできないならばおいてある機械は全て厚生省認可のものなのかを確認してから契約することをお勧めします。
7.2 ②抜けない機種をベースに安い料金で釣ってからアップセル
ホームページには機種を載せない、または、別の機種を載せておいて安い値段で集客をします。実際に契約の段階で機種によって値段が違うことを説明し、効果を出すならこの機種(通常はここで厚生省認可のものや有名どころが出てきます)がいいと高額プランに誘導するパターンです。
もちろん嘘はついていないので詐欺には当たりませんが、最初に提示されていた価格だと思い込んで来院されると全く違う価格になってしまうので、注意が必要です。ホームページに掲載されているプラン以外が本当にないのかを確認しておく必要があります。
7.3 ③出力を下げる、蓄熱で必要熱量を入れない
これは蓄熱式で生じやすい悪徳手法です。熱破壊式の場合にも設定は施術者がいじることが出来るので、初回はきちんとした設定で抜けた感じを体感させて、2回目以降で設定を落とすことにより施術回数を稼ぐことができてしまいますが、明らかな悪意がなければできません。しかし、蓄熱式については一定のスピードで熱を入れていくのですが、これを少し早めに行うことで抜けが悪くなります。これは熱破壊式と違って、実は悪意がなくても予約がパンパンになってしまうとすこしでも早くさばこうという心理が働き、「一定のスピード」のはずのスピードがアップしてしまうことで起きます。どちらでも生じえることですが、悪意がなく、施術されている側やしている側に分かりにくい分、蓄熱式の方がたちが悪いと思われます。できるだけ熱破壊式を選ぶ方が賢明です。
7.4 ④脱毛器や波長を使い分けていると言い、使い分けるための料金を設定
部位や肌の色などによって、最初からアレキサンドライトレーザーが良い部分があれば、逆にYAGレーザーが良い部分もあります。これらを使い分けるのは医療脱毛を掲げている脱毛機関であれば当たり前中の当たり前なのですが、「部位や状態に合わせてレーザーを合わせて使います。こちらの方が効果が高いです」とうたって別途高額費用を取るパターンです。ダメとは言いませんが、当たり前のことを当たり前にするのになぜ高額費用を別途頂く必要があるのでしょうか?経営の姿勢に疑問を抱かざるを得ません。
このような提案をするところは避けるのが望ましいです。
7.5 ⑤圧迫契約を迫る
これは医療脱毛に限らず悪質な販売関連ではよくやられる手法です。
契約者1人に対して数人の担当者がついて、圧迫面接の様相で契約をせまります。中には契約しなければ帰れないような雰囲気を出したりするような悪質なところもあります。気が弱い人に付け込んだ悪質な手法です。カウンセリングなどを複数人で受けれるのかなどを事前に聞いておくことで回避が出来ます。また、クーリングオフ制度も適応となるので、万が一の際には、そのような制度を活用することも考えましょう。いずれにしてもこのような契約を迫るような機関では、その他の部分にも悪質な手法がちりばめられていると考えた方が賢明です。極力避けるようにしましょう。
まとめ:今までのチェックリストを一覧にしました
このリストはまず大前提として、「ジェントルマックスプロ」または「プロプラス」を置いているところの一覧です。
| 土川整形外科 | 橋本クリニック | ラ・クリニカ | とやまクリニック | まりこレディース クリニック |
わたなべ形成外科 ・肌のクリニック |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
| プロ | 3 | 7 | 0 | 非公開 | 1 | 0 |
| プロプラス | 2 | 0 | 1 | 非公開 | 0 | 1 |
| 保険ハイブリッド | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 針脱毛 | 〇 | × | × | × | × | × |
| 硬毛化対策 | 保険あり | × | × | × | × | × |
| 契約前に予約確認可 | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 |
| 各種割引サービス | 平日割 | 乗換割 | 2部以上組合せ割 | 非公開 | × | 平日割 |
| 都度払い | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 男女同料金 | 〇 | × | ×(女性のみ) | 〇 | ×(女性のみ) | × |
| 解約違約金なし | 〇 | × | 〇 | 非公開 | 〇 | 〇 |
医療脱毛はどこを選べばいいかわからない!という方は、まずはつちかわ整形外科の無料カウンセリングを予約すると良いでしょう。
1つカウンセリングに行くと、比較する基準ができるので、クリニックがとても選びやすくなりますよ。
はじめるなら脱毛効果が高い季節の今がチャンス
ツルツルの美肌になれるバチクソ効果の高い医療脱毛
カウンセリング日には支払いはありません。
支払いは施術初回日になります。
ご安心ください。
監修医師
この記事の監修者
つちかわ整形外科院長土川大介
昭和大学医学部医学科卒業。
整形外科専門医、リウマチ、リハビリ、スポーツ専門医。医学博士。
整形外科診療の中で「介護脱毛」という言葉に出会う。診療中に、しばしば「ここで脱毛って出来ないの?」というお問い合わせをいただくことから、医療脱毛を始めることを一念発起。調べていく中で医療脱毛専門クリニックや、自由診療専門クリニックのちょっとグレーな手法などに気が付く。またライバルがいないことで静岡市内の医療脱毛が比較的高額な価格設定で運用されていることにも疑問が生じ、風穴を開けるべく保険診療とハイブリッドで自費診療である医療脱毛を始める。各社の医療脱毛機器を調べ上げ、キャンデラ社の GentleMaxProシリーズを選択。清水区においてはじめて本格的な医療脱毛を開始し、年間700名以上が新規顧客として自院の医療脱毛を利用されている。
また医療脱毛を適切な機械、適切な施術、適切な価格で受けてもらいたいとの考えから「静岡市 医療脱毛完全ガイド」などを作成。医療脱毛難民のために孤軍奮闘しており、今では土川整形外科は、清水区はもとより、市内葵区や駿河区、浜松、富士、藤枝、島田、沼津、遠くは山梨など多くの患者さまから選ばれる脱毛クリニックに成長している。

所在地
〒424-0047 静岡県静岡市清水区鶴舞町4-12

「桜橋駅」からお越しのかた

バスでお越しのかた
「大曲バス停留所」









